自分のひとつ上の視点を理解すると仕事が楽しくなる
本やブログ記事によく書いてありますが、
全体を見ろ!だったり、高い視点を持て!だったり、上司の視点を持て!だったり
色々表現はありますが、全て仕事の視野に関するものです。
その中であなたがこなすべき仕事のコアの部分は変わりません。
じゃあ、その視点を持つと何が変わるのか?
そんな話を書いてみたいと思います。
まず、単純にあなたがこなす仕事がどんな役割を持つのかが分かります。
自分の仕事が他の人の仕事にどんな影響を与えて、どんな人が喜ぶのかが見えてきます。
単純に自分の仕事の価値を感じられて、やっていることは同じなのに仕事にやりがいを覚えます。
上司のために仕事をするのではなく、仕事を通して、その成果を喜んでくれる人が居ると楽しくなるものです。
(喜んでくれる人の中に上司も含まれていますよ)
次に上司からの評価と周りからの評価が上がります。
なぜそのようなことが起きるかというと、そういった視点を持つことで相手の欲しい情報を効率よく提供できるようになるからです。
自分に関係のない話を長々されるのは面倒ですよね?仕事となればなおさらです。
欲しいのはあなたの詳細な情報ではなく、私に必要な情報なのです。
そして、自分が次に付けるべきスキルの外形が見えてきます。
当然ですが上司はワンステップ先に居るので、何を見て、どんな力を持って、あるいはどんな力を持っている人を求められて仕事をしているかが見えてきます。
それは自分の身に付けるべきスキルの一つの候補になるでしょう。
ただ、どんなに考えても自分の上司に未来を感じられないならばぜひ転職を考えましょうw
転職も勢いでするのではなく、市場がどのような仕組みで動き、どんな人物を求めているか、
そして、自分には何が出来るのか。
未来を感じられない上司の視点以上に広い視野を身につけてのぞまなければ、また未来のない会社に入ってしまうことでしょう。
そういう意味でもこの視野は得るべき価値があります。
どれも自分にやりがいを与えてくれて、そして未来を見せてくれ、最高に仕事を楽しくしてくれます。
では、どうやってその視点を手に入れるのか?
答えはシンプル。自分が不満に思ったことを上司となってどうやって解決すればいいかのアイデアを常に持つことだ。間違ってもいい。上司の行動取るべき行動を自分の考えを持つこと。
ただし、それに掛かる"コスト"をちゃんと計算すること。
例えば、「定期連絡してくれず、上司がXXXのことを伝えてくれなかったせいで仕事がなかなか進められなかった。」といった事があったとする。
自分だけの視点だと「上司はXXXをいつもちゃんと伝えるようにする」と言う解決になる。
人によっては上司の行動を定義したこれを上司視点だと勘違いする人が多い。
単純にこれだけだと"コスト"が入っていない。
ここで上司視点で考えると、上司には部下が10人いる。XXXの情報を伝えるためにまとめる時間としてそれぞれに5分掛かる。その情報は全体共有として提供されている情報が7割ある、3割は伝えられていない情報。ただ、残りの3割も全てが仕事に必要となる重要なケースはあまりない。
さて、これをコストとして考えると、あなたと話す時間はほんの5分かも知れないが
上司は 5分 x 10人 + α ということで1時間の時間を使う作業となる。
では1時間掛ける価値が有るか?と問われれば、
残念ながら、上司がXXXのことを伝えてくれなかったせいで仕事がなかなか進められなかった。」と言うのはコストに見合わず、あなたの酒の肴にしかならないような愚痴でしか無いことが分かる。
じゃあ、どうすれば良かったのか?
XXXの連絡が無かったときにあなたが確認するべきなんです。
そうすればあなたとの5分だけになり、重要な事項を逃さない会話が出来たはずです。
あなたが行動すべきケースでした。
もちろんこのケースとは別でXXXをちゃんと伝えるべきということもある
口頭で10秒で済む連絡で重要な事項の場合は上司としてちゃんと連絡して欲しいと言うことは十分ある。
それを差し引いても、あなたが上司に対してアクションするべきケースは非常に多いと考えたほうが良い。
これは今はわからなくとも広い視点を身につけた時に気がつくことでしょう。
まとめ
広い視点、高い視点を身につけることはあなたの仕事にやりがいをあたえ
評価されるようになり、自分の未来の身に付けるべきスキルが見えてきて
そのスキルを身につけた時の自分の仕事ぶりにワクワクする事でしょう。
ぜひ、この視点を考えながら仕事をしてみてください!
(私は仕事が楽しいです!w)
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